VOL2451 2017.07.19号

2017全国高校野球選手権山梨大会 準々決勝戦
〜甲府工高と最後まで息詰まる接戦を制する〜
〜八回同点に、代打佐藤颯がスクイズで勝ち越す〜


「第99回全国高校野球選手権山梨大会」、大会9日目準々決勝戦2試合が7月19日、甲府市・山日YBS球場で行われた。2年連続7度目の甲子園出場を目指す山梨学院高校は、第1試合で甲府工業高と対戦した。この日も朝から日差しが容赦なく照りつけ気温が上昇。午前10時、山梨学院の先攻で始まった。試合は一回表に先頭打者中尾勇介(2年)の二塁打と四球で先取点のチャンスに、一死後、走者三塁二塁に4番小林侃汰(3年)が右前適時打で1点を先制。続く5番丹沢海輝(3年)の遊撃ゴロの間に1点を追加した。山梨学院の先発は肩の故障も癒え、この大会初めて先発を託された。立ち上がり一死後、内野安打の走者を置いて3番打者に三塁横を抜く左翼線に二塁打され1点を返された。その後山梨学院打線は、五回を除いて六回まで先頭打者を塁に出し得点を狙うも、後が続かず追加点が奪えない。吉松も走者を出すものの要所を締め、五回まで追加点を許さずにいたが、六回一死後、安打と二本の二塁打を浴び2−3と逆転を許した。七回にも1点を追加され2点を先行された。主導権を甲府工高に握られたかに見えたが、山梨学院は八回、無死、二塁一塁から犠打で走者を進めると、9番広瀬巧真(3年)の三塁ゴロを三塁手の悪送球で2者が生還し同点に追いついた。さらにその悪送球で三塁に達していた広瀬を代打佐藤颯がスクイズを決め1点を勝ち越した。7回途中から吉松を継投した石井友樹(3年)が2回をきっちり締め接戦を制した。山梨学院は4強一番乗り、22日(土)に準決勝戦に臨む。

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