山梨学院短期大学は、同短大の地域連携研究センター事業の一環として開催している「プロから学ぶシニア世代の手作り料理」の3回目、「手作り和菓子~おいしいどら焼きと季節のフルーツ使った秋衣~」を9月22日、短大スイーツスタジオで開催した。一昨年の初回は、山梨の郷土料理「おざら、ほうとう」を取り上げ好評だったため、2回目には参加者の要望を取り入れ「中華点心」の料理教室を行った。3回目の今回は、短大のパティシエコースの体験も含め、プロから学ぶ和菓子作りに挑戦してもらった。参加者は定員32人のところ、募集開始日に定員が埋まる盛況ぶり。食物栄養科パティシエコースで和菓子作りを指導している小澤精非常勤講師の手ほどきのもと、普段自分ではなかなか作らない和菓子作りに取り組んだ。参加者は小澤講師の説明・実演の後、3~4人のグループに分かれ、どら焼きの皮づくりから始め、生地を寝かせている間に、山芋を練り上げた煉切に季節のフルーツを包んだ“秋衣”を作った。その後には、馴染んだどら焼きの生地をホットプレートで焼き、用意しておいた餡を挟み2種類の和菓子を完成させた。出来栄えに参加者は満足げに笑顔を見せていた。山梨学院短大では地域連携研究センター事業として、次回も引き続き開催するとしている。
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