VOL2487 2017.10.04号

山学短大「第38回木犀の会」で芸術鑑賞
〜創立者の“建学の精神”を学生・教職員が確認〜
〜一流音楽家の“本物”に触れ、芸術の秋を堪能〜


山梨学院短期大学は10月4日、山梨学院創立者・故古屋眞一初代学院長、故古屋喜代子初代学長の建学精神を学ぶ「第38回木犀の会」(もくせいのかい)を山梨学院メモリアルホールで行った。会の名称は、古屋喜代子学長の忌日が、木犀の香りがただよう頃であったことと、謙虚で温かい人柄を偲ばせる花であることから名づけられた。亡くなられた翌年1980年10月4日から毎年開催されている。「学生が自らの道を切り開くためには、この世にある“真・善・美”に限りない憧れを持つことが大切」という初代学長の教えから、この日を芸術鑑賞の日としている。山梨学院メモリアルホールで行われた「木犀の会」の初めに山内淳子短期大学長が「皆さんの母校の山梨学院短期大学がどのような大学なのか一年に一度皆さんと一緒に確認させていただきたい」と話しかけ、プロジェクターを使用し、創立者の“建学の教え”や短大の歴史を説明した。続いて芸術鑑賞を行い、今年度は、ソプラノ歌手の三縄みどり氏とピアニストの東誠三氏を招き、深い透明感のある歌声と多彩な音色から紡ぎだされるピアノの独奏を鑑賞した。三縄みどり氏は数々のオペラに主演、オペラコンサートでも多数のオペラにも出演、高い評価を受けている。また、唱歌・童話・日本歌曲によるリサイタルを各地で開くなど幅広く活躍する。東誠三氏は、ヨーロッパや北米などでのリサイタルや国内の主要オーケストラとの共演やソリストとして幅広く活動している。メモリアルホールを埋めた短大生と教職員は二人の音楽家が醸しだす豊かな情感を堪能していた。

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