VOL2497 2017.10.29号

全日本学生柔道体重別団体優勝大会 最終日
〜女子3年ぶり2回目の優勝。2度目の二冠も達成〜
〜昨年準決勝で敗れた前回覇者環太平洋大に雪辱〜


「平成29年度全日本学生柔道体重別団体優勝大会」が10月28日・29日の両日、兵庫県尼崎市ベイコム総合体育館で行われた。北海道から九州まで9地区の予選を勝ち抜いた男子53校、女子18校から各階級2人ずつの精鋭約1000人が母校の名誉を懸けて集まった。男子19回、女子は9回となるこの大会は、男女ともに1大学7人制、各階級のチーム代表で大学日本一を競う大学対抗戦。山梨学院大男子は、29日1日目の2回戦で優勝候補東海大と対戦し敗れ2日目に進めなかった。山梨学院大女子の1日目は、初戦の広島大、2回戦準々決勝の立命館大に完勝。2日目の準決勝に進んだ。29日2日目、午後に始まった準決勝の対戦相手は、毎回大会上位を維持する東海大。試合は、山梨学院の先鋒、次鋒と1本負けと先行されたが、五将の益子楓彩奈(4年)が寝技で1本取り、追撃を開始、次の中堅、三将と引き分け、副将・梅北眞衣(1年)、大将・瀬戸口栞南(1年)に勝負の行方を託した。1年生の二人は期待に応え、ともに寝技での勝利、逆転勝ちを収め決勝に進んだ。決勝は昨年の覇者・環太平洋大。先鋒、次鋒と引き分け、再び五将の益子楓彩奈が仕事をした。指導3を奪い反則勝ちの1本勝ち、続く中堅の泉真生(3年)も反則勝ちで2−0と先行。三将は敗れたものの、副将、大将の1年生が粘って引き分け、2勝1敗で勝利。3年ぶりの優勝に輝いた。6月の全日本学生柔道優勝大会優勝との団体二冠は2度目。

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