山梨学院生涯学習センターは、日本文化ワークショップ2017「能の世界の基本を学ぶ」と題して10月31日、山梨学院50周年記念館6階生涯学習センター講義室で第1回目の講座を開催した。山梨学院は、自国日本文化を深く理解し、国際的に活躍する人材を育成することを目指しており、今回のワークショップはその取り組みの一環として、12月までの3回講座で能に関する基本的な知識を体験的に学べるプログラムを実施する。今回の講師は、能楽師の佐藤寛泰氏を中心に第一線で活躍する方々を招いて行われる。約50人の参加者が集まった第1回目の講座は「能の基本」として能の成り立ち・歴史、能の決まり・しきたり、所作など能の楽しみ方をシテ方喜多流職分家12代目・佐藤寛泰氏が解説。興味深い話や祝言の謡曲「高砂」を佐藤氏の指導のもと参加者全員で体験した。また、最後には山梨県石和が舞台となった演目「鵜飼」を能独特の節回しで実演。参加者は一流能楽師の芸を目の当たりに体感、堪能していた。
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