VOL2509 2017.11.15号

内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権
〜3連覇ならず。乙黒兄弟がまさかの無得点〜
〜70s級木下、74s級藤波の3連覇も実らず〜


レスリングフリースタイル大学日本一を決める平成29年度「第43回内閣総理大臣杯全日 本大学レスリング選手権大会」が11月11・12日に福井県・おおい町総合運動公園体育館で行われた。この大会は来年の国体が福井県で開催される「福井しあわせ元気国体レスリング競技プレ大会」として行われた。この大会の出場枠は参加大学から1階級1人として8人が出場でき、個人の成績のポイントによる大学対抗戦として争われる。山梨学院大は、今大会では3年連続6度目の優勝に挑んだ。1日目は、97s級アルメンタイ・バグダウレットが優勝、57s級の小ノ和也(4年)は3位、125s級の貝塚賢史(4年)が7位入賞し得点を獲得したが、61s級の国体王者で優勝候補の乙黒拓斗(1年)が3回戦で負傷棄権の波乱があり、得点を獲得できずに大学対抗得点5位とつまずいた。12日、最終日は65s級、70s級、74s級の3階級が行われ、この日も65s級優勝候補の乙黒圭祐(3年)が2戦目で敗れ得点を奪えず、70s級の木下貴輪主将(4年)、74s級の藤波勇飛(3年)が3連覇を飾り追い上げたものの、6年ぶりの団体優勝に輝いた拓殖大に僅か4.5点届かず2位に終わった。3連覇、東日本学生リーグ戦とともに3年連続二冠を目指したが及ばなかった。総合成績は優勝・拓殖大、準優勝・山梨学院大、3位・日大、4位・国士舘大、5位青山学院大となった。勝負は蓋を開けてみなければ分からない。大方の予想では山梨学院の圧勝と言われてきたが、苦戦を強いられ苦い経験となった。なお、最優秀選手賞に藤波勇飛が選ばれた。

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