平成29年度「天皇杯全日本レスリング選手権大会」が12月20日に開幕した。23日までの4日間、東京・駒沢体育館で行われる。今大会は、2018年ハンガリー・ブタペストで開催するシニア世界選手権大会の代表選考会を兼ねており、1964年、東京五輪のレスリング会場になった駒沢体育館に精鋭たちが一堂に会した。今大会は、来年1月から階級や計量方法が変更になる国際ルールを採用、順応できるかも勝負のわかれどころとなる。また、階級も増え、各階級男女フリースタイル各10階級、男子グレコローマンスタイル10階級合わせて30階級種目が行われ、社会人から高校生まで出場資格を満たした選手が各階級で日本一を争う。山梨学院大からは4日間を通じて15人、OB6人が出場する。各階級の決勝は翌日に行われる。1日目に男女10階級が行われ、山梨学院大からは7人、OB3人が出場した。今季の山梨学院勢の活躍は目覚ましく、シニア世界選手権大会でOB高橋侑希が金メダル、藤波勇飛(3年)が銅メダルを初め、二冠の学生王者・木下貴輪(4年)、乙黒圭祐(3年)・拓斗(1年)兄弟の国体W優勝など大きく話題をさらった。今大会も山梨学院勢に対する期待は大きい。山梨学院勢の1日目は、フリースタイルスタイルの61㎏級の小栁和也(4年)、70㎏級の木下貴輪(4年)、乙黒圭祐(3年)の3人が決勝に進出。木下、乙黒は同門対決となる。55㎏級グレコローマンスタイルの丸山智也(3年)は3位となった。
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