VOL2531 2017.12.31号

第96回全国高校サッカー選手権 山学高初戦敗退
〜加藤が前半先制するも、米子北に後半に逆転される〜
〜「相手が上。出直します」必ずや来年に雪辱を期す〜


「第96回全国高校サッカー選手権大会」、山梨学院高の初戦が12月31日、2017年の締めくくり大晦日に行われた。2大会連続出場の山梨学院は、前回大会は3回戦(16強)で敗れているが、今回はメンバーも充実し優勝を狙う。対戦相手は8大会連続13度目の出場の鳥取県代表の米子北高校。昨年は2回戦で敗退しているが16強が最高のチーム。大会会場の神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場は、風が冷たく雲が低く垂れ込む寒い日となった。試合は、米子北高のキックオフで始まった。序盤、山梨学院は米子北高にやや押し込まれる状況だったが、徐々に前線を押し上げ主導権を握ると、ペナルティエリア手前で味方選手が倒され、FK(フリーキック)を得る。25分キッカーの7番MFの増村友哉(3年)の低い弾道のボールを9番FW加藤拓己(3年)が頭で合わせゴールネットを揺らし先制した。その後も、山梨学院高がボールを支配して敵陣ゴールを脅かしたが、31分米子北高が右サイドからのセンタリングをヘッドで決め同点とした。終了間際には、10番FW宮崎純真(2年)が決定的なチャンスをつくるも、得点にはならずに、同点で前半を終了した。後半に入り開始7分、相手にゴール前に持ち込まれたボールを山梨学院GK(ゴールキーパー)大嶌宏汰(3年)が弾いたこぼれ球を相手FWに押し込まれて逆転を許した。追いつきたい山梨学院は、ロングパスで加藤に合わせて打開を狙うも、相手ディフェンスに阻まれ、1点が遠い。後半は必死に攻撃を仕掛けるも得点を奪えず1−2で悔しい初戦敗退となった。目標にした8大会ぶりの優勝には手が届かず持ち越しとなった。

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