VOL2532 2018.1.2号

第94回箱根駅伝 往路区間
〜2区ニャイロ区間賞の快走。上位ゴール狙うも〜
〜往路16位でゴール、復路でシード圏内目指す〜


新年を飾る一大イベント箱根駅伝。「第94回東京箱根間往復大学駅伝競走」の往路区間が2018年1月2日午前8時、東京大手町読売新聞本社前を1区の選手21人が一斉にスタートした。10区間217.1kmを昨年優勝の青山学院大学を初め、シード校10校、予選会を通過した32年連続32回目の出場の山梨学院を含めた10校、関東学生連合チームを加えた21校が箱根を折り返し、大手町を目指す10区間の激走が始まった。2日の往路は5区間107.5kmで争われた。山梨学院は、11月末の記録会でニャイロの10000mの記録に続く自己新を出し、絶好調の永戸聖(3年)がレースの流れを作るべく1区に抜擢された。永戸は区間17位ながら1位の東洋大に1分差で2区エース区間のドミニク・ニャイロ(3年)に襷を繋いだ。ニャイロは、本来の爆発的な走力で13人抜きで4位に順位を押し上げた。3区を任せられた箱根初出場の首藤貴樹(2年)は7位と順位を下げたがシード圏内に留まった。4区の準エース区間の川口(2年)は、初めての公式戦で気負いから本来の走りができずに13位まで順位を下げた。5区の上田健太(3年)は、2度目の山登りに挑んだが、登り始めるや否や、両足を痛め苦しんだ。仲間が繋いだ襷をシード圏内に持ち込むべく必死の形相で総合16位でゴールした。山梨学院は、往路優勝を飾った東洋大から9分38秒差、シード圏ラインの中央大から3分49秒差。箱根芦ノ湖畔からシード圏内を目指し疾走する。

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