VOL2541 2018.1.20号

山梨学院大生が甲府市に移住定住促進策を提言
〜学生による地域課題総合研究の成果発表会〜
〜自治体と学生がともに地域課題を考える〜


山梨学院大学が地域課題の解決を目指すことを目的にした授業、「地域課題総合研究」の一つとして行ってきた「移住定住促進策」を提言する成果発表会が1月19日に甲府市役所で行われた。山梨学院大では2016年9月後期授業として「地域課題総合研究」科目を開講。自治体と学生がともに地域の課題を研究しようとするもので、その一つとして「移住定住促進策」を研究テーマに設定、その成果を最終的に自治体に対して提言することで授業を展開してきた。昨年1回目として同時期に笛吹市に対し研究成果発表を行い、今回の甲府市は2回目となる。発表会の冒頭、担当教授の今井久山梨学院大学現代ビジネス学部長が趣旨説明を行い、続いて法学部法学科・政治行政学科、現代ビジネス学部現代ビジネス学科の3学科、2年、3年生の学生12人(留学生4人)が4つのワーキンググループに分かれてそれぞれ発表を行った。どのような取り組みが移住定住による人口増に繋がるか、市の担当職員に現状や課題を聞き取り、甲府市の移住者に行ったインタビュー調査などをまとめた移住定住を促進するアイディア、「移住者Xつながり」「農家を営む方の移住」「留学生の目に映る甲府での生活」「Uターン移住者を増やそう!」を4つの案として提言した。視聴した20人ほどの市職員は熱心に学生の提言に耳を傾け、メモを取っていた、最後に甲府市・依田幸二企画部地域振興課長が学生たちの提言に感想を述べ、前向きな検討を約束、謝意を述べて閉会した。山梨学院大では、来年度も甲府市を含めた他の自治体と連携し、地域の課題を研究していきたいとしている。

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