VOL2546 2018.2.1号

第十九回酒折連歌賞 答えの片歌入賞者発表
〜大賞・文部科学大臣賞に高校生の渕上さん〜
〜山梨県知事賞には、山学高内藤さんが受賞〜


酒折連歌賞実行委員会(廣瀬孝嘉実行委員長)は2月1日、第十九回酒折連歌賞一般部門の大賞(文部科学大臣賞)・山梨県知事賞・山梨県教育委員会教育賞・甲府市長賞の4句と小・中・高校生の作品を対象にしたアルテア部門の大賞(文部科学大臣賞)1句の上位5句及び受賞作100選を発表した。1998年(平成10年)の創設以来、多くの応募者に支えられてきた酒折連歌賞に、今年度の大会応募句数は30,973句と、たくさんの『答えの片歌』が寄せられた。一般部門大賞・文部科学大臣賞は、三重県南牟婁郡御浜町・県立紀南高校3年の渕上友美奈さん(18歳)の句に贈られた。問いの片歌「森へ入る儀式のように小声でうたう」の問いかけに、渕上さんは「動物にお邪魔しますと二礼二拍手」と答えの片歌を返した。選考委員の宇多喜代子さんは「この作者は森の先住者である『動物』に対して、まず『お邪魔します』と挨拶をしたのです。次いで神を崇める儀式として『二礼二拍手』をして森に入っていきます。この答えの良かったことは、森に対する敬虔な気持ちがよく理解されていたことでした」と選評した。また、山梨県知事賞には山梨学院高3年の内藤詩乃さんが受賞した。他、県教育委員会教育賞、甲府市長賞、アルテア部門大賞の上位5句の表彰式は2月18日(日)、山梨学院広報スタジオで行われる。

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