「第十九回酒折連歌賞」の表彰式が2月18日、山梨学院クリスタルタワー7階広報スタジオで行われた。表彰式には、受賞者の5人のほか選考委員、主催者関係者、後援団体各賞授与者、報道各社が集まった。今回、酒折連歌賞への応募は国内外から総数30,973句が寄せられ、その中から一般部門大賞・文部科学大臣賞には高校生の渕上友美奈さん(三重県南牟婁郡)が受賞。表彰状と副賞が贈られ、昨年から設けた大賞杯も授与された。山梨県知事賞は山梨学院高校の内藤詩乃さん(笛吹市一宮町)、山梨県教育委員会教育長賞に古賀由美子さん(佐賀県唐津市)、甲府市長賞は最高年齢95歳の塔筋一春さん(大阪府岸和田市)がそれぞれ受賞、表彰状と副賞が贈られた。また、小・中・高校生を対象にしたアルテア部門の大賞・文部科学大臣賞は山本ひかりさん(中学3年 静岡県静岡市)が受賞、表彰状と副賞が贈られた。また、一般部門大賞同様、大賞杯が授与された。一般部門の大賞・文部科学大臣賞を受賞した渕上友美奈さんは「国語の『創作』という授業で歌会をしたのですが、この片歌は他のクラスメイトが最優秀に選ばれたのでまさか私がこのような賞をいただけるとは思いませんでした。本当にうれしく思っています」と受賞の喜びを語った。4人の受賞者(塔筋さんは高齢のため欠席)は、表彰式後、連歌発祥の地・酒折宮を参詣し、受賞を報告した。
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