VOL2566 2018.4.9号

関甲新学生野球春季リーグ戦1部第1節3戦目
〜関学に2勝1敗、5季ぶりの勝ち点獲得〜
〜林投手、1戦目の雪辱果たし3安打完投〜


一昨日開幕した「平成30年度関甲新学生野球春季リーグ戦1部」の第1節、山梨学院大は関東学園大との対戦で1勝1敗タイブレークで迎えた3戦目、残り1勝を懸けて4月9日、群馬県伊勢崎市・上武大学野球場で対戦した。山梨学院は1戦目を逆転で勝利し、その余勢を駆って2戦連勝を目指した。しかし、小林永人投手(3年)が8回まで好投したものの、勝利目前で同点に追いつかれ、救援した梶尾郁彰投手(3年)が死球押し出しで逆転負けし、後味さが残る敗戦を喫した。タイブレークになった3戦目、気持ちを切り替え臨んだ試合は、先発の林雄輝(3年)投手の完璧な投球もあり、山梨学院らしい機動力を生かした展開となった。先攻の山梨学院は一死後、2番金城義(4年)が中前打で出塁、盗塁で二塁に進塁すると二死後、4番・砂川聖(4年)が中前適時打で先制した。砂川は次打者宮下塁(2年)の初球にすかさず盗塁。再びチャンスをつくると、宮下は、ファールで粘った8球目を右翼前に運び、走者の砂川は二塁から一気に生還し2点目のホームを踏んだ。山梨学院先発の林投手は、1回裏を三者凡退で打ち取ると、その後も安定した投球で5回まで1安打と相手を沈黙させた。6回表、山梨学院は待望の追加点を挙げたが、その裏、関東学園もようやく1点を返した。9回の裏、山梨学院は一死後、8番江川航(3年)が、初球を三塁打しチャンスをつくると、代打駒崎真也(3年)が右前適時打で1点追加、3番枝川大哉(4年)の打席で相手投手の暴投で1点、枝川は左翼線を破る適時打でダメ押しの1点を加え6−1とリードした。完璧な投球を続ける林投手は、6回以降一人の走者も出さない好投でこの試合を勝利で締めた。山梨学院は、5季ぶりに勝ち点を挙げた。

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