VOL2579 2018.5.9号

2018関東大学女子バスケットボール選手権大会
〜準々決勝“常勝常笑軍団”1部拓大との激闘を制す〜
〜2014年優勝の再現なるか。1部昇格への足掛かり〜


平成30年度「第52回関東大学女子バスケットボール選手権大会」が4月28日開幕し、山梨学院大学バスケットボール部女子“常勝常笑軍団”は、シード校として5月6日に3回戦から登場。同じ2部リーグAブロックに所属する日本大学と対戦し、68−64で勝利した。関東大学女子バスケットボール選手権は、1都6県から80の大学が出場し、関東NO.1の座を争うトーナメント大会。5月9日に行われた準々決勝の対戦相手は、リーグ1部の古豪拓殖大学。昨年の選手権では3位となっており常に上位校として君臨している。山梨学院は2014年、2部リーグながら「第48回選手権大会」で初優勝を果たし強豪校の称号を手に入れた。その後は、3年連続ベスト16にとどまっているが、リーグ戦1部昇格にも上位校との対戦に手応えを感じておきたいと対戦に臨んだ。試合は、第1P(ピリオド)中盤まで点の取り合いで進み、終盤、山梨学院が得点を重ね、21−16で第2Pに入る。序盤、8番F丸由梨乃(3年)の切り込みや、10番G山本由真(3年)の3本の3P(スリーポイント)シュートで43−37と前半をリードして終了。第3P、今度は相手の3Pシュートが立て続けに決まり逆転を許す。山梨学院もゴール下の6番C後藤沙奈(4年)にボールを集め反撃するも、60−61と接戦を演じる。第4P、序盤に得点を重ねられ、徐々に点差を広げられる嫌な流れに、再び山本(由)の3Pで点差を詰め、17番F大澤来彩(2年)がリバウンドから同点にする貴重なシュートを決め、息詰まる熱戦を繰り広げる。その後も一進一退を続け残り30秒、フリースローを得た後藤が落ち着いて決め、土壇場で80−78とリード。このまま勝利かと思われた瞬間、終了間際に追いつかれ同点となった。5分の延長戦に入っても一進一退は続き、一時はリードを許したものの、最後は粘りを見せ、大事な局面で12番F高木志歩(2年)が得点を決め93−90と激闘に終止符を打った。山梨学院は1部強豪校から金星を挙げ、ベスト8に進んだ。次の準決勝では、順天堂大と対戦する。

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