VOL2584 2018.5.17号

平成30年度東日本学生レスリングリーグ大会 2日目
〜1位−4位順位決定リーグで日大、日体大に2戦勝利〜
〜山学大、6連覇9度目の優勝を懸け、明日拓殖大と対戦〜


学生レスリング界最高峰の大学対抗団体戦「平成30年度東日本学生レスリングリーグ戦」が5月17日、東京・駒沢体育館で昨日の予選リーグから順位を決める決定リーグ戦が始まった。山梨学院大の予選リーグ戦は、慶応大を7−0、東洋大を7−0、明治大に7−0で3戦全勝し、Aグループ1位で順位決定リーグ戦に進んだ。この日、Dグループ1位の日大、Cグループ1位の日体大と対戦した。1戦目の日大戦、山梨学院は、流れをつくる大事な役割を57s級・坂本京太(4年)が担った。第1ピリオド序盤から常に攻め続け、4得点の大技も飛び出しF (フォール)で勝ちを収め、幸先良いスタートを切った。2番手61s級の服部大虎(1年)は敗退したが、65s級榊大夢(2年)は終始主導権を握り、70s級の乙黒圭祐(4年)は、相手を全く寄せつけずにともにTF勝ちを収めた。74s級の横山凛太朗(2年)は、後半終盤、リードされ残り時間も少なくなってから、相手を捉え得点を奪うと、そのまま相手を回し(ローリング)続けTF(テクニカルフォール)で勝利した。この段階で山梨学院の勝利が確定した。続く、86s級ルーキー山田修太朗(1年)、留学生125s級のアルメンタイ・バクダ(2年)も安定したレスリングで日大をはねのけた。2戦目は、シーソーゲームになった。軽量級の57s級の坂本、61s級の服部が敗れ追う形になった。満を持してマットに上がった65s級の乙黒拓斗(2年)は、攻守のバランスに優れ着実に得点を重ねTFで勝利。続く70s級の兄の乙黒圭祐(4年)につないだ。圭祐は、得意なタックルと多彩な技で勝利を導き対戦成績を2勝2敗とすると、ここで怪我の回復を見て74s級に藤波勇飛(4年)が初登場。藤波は期待に応え、無類の強さを発揮逆転した。次の86s級の山田修太朗(1年)は不覚を取ったが、125s級のアルメンタイが異次元の力強さを見せつけ日体大との対戦を4勝3敗で勝利した。山梨学院は、拓殖大とともに無敗で明日直接対決、6連覇9度目の優勝に挑む。
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