VOL2601 2018.6.17号

甲斐の古道を歩く「若彦路編」
〜歴史遺産を巡るフィールドワーク〜
〜古代の「道」を通じ、歴史再発見〜


山梨学院甲斐の古道プロジェクト委員会は6月17日、甲斐の古道の一つである「若彦路」や周辺の歴史遺産等を巡るフィールドワーク体験プログラムを実施した。山梨学院の所在する甲府市酒折地区は、江戸時代の地誌『甲斐国志』に甲斐の古道の路首(起点)と記載されていることから、山梨学院創立70周年事業の一環として「甲斐の古道プロジェクト」を発足させ、古道の現況調査や市民を対象としたフィールドワークを実施している。この日実施された「若彦路」編は、一昨年の「青梅街道編」、昨年の「鎌倉街道・御坂路編」に続く第三弾として企画され、富士山世界遺産構成資産の冨士御室浅間神社を起点に、御室道や長浜街道、道者道を経由して若彦路を歩く約10kmの行程が組まれた。途中、常在寺や法華院、鼻曲石、蓮華寺、八王子神社、妙本寺などの神社仏閣や歴史遺産を見学。参加者は、講師の説明に耳を傾け、メモや写真などで記録し、古代の「道」を辿り、地域の歴史を再発見していた。
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