VOL2613 2018.7.6号

やまなし文芸講座2018 酒折連歌編
〜井上康明さんが短詩型文学の魅力を解説〜
〜三枝昂之さんが良い答えの片歌の条件を提示〜


平成30年度山梨学院生涯学習センターは6月21日、「やまなし文芸講座2018 酒折連歌編」を開講させた。「やまなし文芸講座」はこれまでの「酒折連歌講座」と「山梨学院文学講座」を統合し、文学や酒折連歌をはじめとする短詩型文学を学ぶ講座として新たに設定された。第1回の6月21日は、俳人で俳誌『郭公』主宰の井上康明さんが「短詩型文学の魅力―飯田蛇笏・龍太の世界― 夏の俳句」と題し講座を行った。井上さんは、郷土の俳人、飯田蛇笏・龍太親子の夏の俳句を題材に短詩型文学の魅力を解説したほか、鑑賞を通じ、酒折連歌の作歌のポイントなどを説明。第2回目の7月6日には歌人で歌誌『りとむ』発行人の三枝昂之さんが「酒折連歌考―人はなぜ歌を詠むのか―」と題し講座を行った。三枝さんは、万葉集や古今集、新聞歌壇に詠まれた歌を日常生活や社会情勢に結び付けて解説。その上で、酒折連歌賞の過去の入賞作品から良い答えの条件について説明を加えた。
詳しくはこちら



Copyright (C) 2017 YGUPR. All Rights Reserved.