VOL2631 2018.8.13号

2018インターハイ男子サッカー 決勝戦
〜山学高エース宮崎、敗退寸前に執念の同点弾〜
〜延長戦で桐光高を逆転、歓喜の初優勝〜


平成30年度全国高等学校総合体育大会(インターハイ)『2018彩る感動 東海総体』」が『翔べ誰よりも高く東海の空へ』のスローガンのもと7月26日に開幕、8月20日まで全国の都道府県予選を勝ち抜いた約3万人の高校生アスリートたちが三重県を中心に東海4県(三重、愛知、静岡、岐阜)を舞台に30競技で熱戦が繰り広げられている。その内、男子サッカーで山梨学院高校が決勝戦に進出、8月13日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿で同じプリンスリーグ関東に所属する桐光学園高校(神奈川第二代表)と対戦した。4年ぶりにインターハイに出場した山梨学院は、初戦を沖縄代表・前原高校に5−0と幸先良いスタートを切り、2回戦を優勝候補一角の千葉代表・市立船橋高に1−0と接戦を制し第一関門を突破。その後も接戦を強いられるも、初の決勝戦に勝ち上がった。試合は前半、桐光学園がやや優勢に進め、21分、桐光学園に先制を許す。後半に入ると、山梨学院の動きも良くなり、エースストライカーの宮崎純真(3年)がドリブル突破などで盛んにゴールを狙い、前線の意識を高める。互いに激しい攻防を交わすも時間が過ぎ、ロスタイムの終了間際、右サイドから中央へのパスを宮崎が決め同点に追いつき延長戦に突入した。延長前半、山梨学院は開始5分、宮崎の右サイドからのクロスが相手選手のオウンゴールを誘い1点をリード。後半の10分間、山梨学院は桐光学園の反撃を許さず1点を守り切り逆転勝利、初優勝に輝いた。インターハイでの山梨県勢の優勝は1975年に韮崎高校が優勝して以来43年ぶりとなる。

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