VOL2654 2018.10.7号

山梨学院小で哲学プロジェクト「子どもとの哲学対話」
〜6年生が教育哲学者と討論。哲学の考え方を体験〜
〜問いを立て、考えることの大事さを学ぶ〜


山梨学院小学校が授業の一環として進めている「哲学プロジェクト」の一つとして10月5日、教育哲学者を招いて「子どもとの哲学対話」を行った。これは山梨学院短期大学において10月5日から7日に開催された「教育哲学学会第61回大会」の特別企画で、大会1日目に学会の初めての試みとして、小学6年生と教育哲学者らが山梨学院小学校で哲学対話を行った。前半の1部は、“問いの素”と呼ばれる、画像や統計的な資料などからゴミが及ぼす自然環境についての問いを子どもたちが考えだし、共通の哲学対話のマナーをもとに教育哲学者が対話者として参加、哲学討論を行った。後半の2部は、子どもたちが「哲学プロジェクト」を通じて感じた疑問やさらに深めたい問いへの考え、日常生活の中で生じている疑問について、子どもの代表者10人が教育哲学者に質問した。子どもたちはさまざまな考え方やものの見方に触れることで問いを深めるヒントを感じ取っていた。

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