第97回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会準決勝が11月3日、甲府・山梨中銀スタジアムで行われた。今大会3連覇を目指す山梨学院高は帝京第三高と対戦。試合は前半序盤から互いに譲らず一進一退の攻防が続く。山学はFW宮崎純真やMF野村海を起点にゴールを目指す。両校無得点のまま試合が動いたのは前半35分。FKのセットプレーから帝三が先制。0対1とリードされた後半は序盤から山学のポゼッションが高まり、帝三ゴールに度々猛攻を仕掛ける。山学は決定機に欠き、我慢の時間が続いたが、粘り強くプレーし、後半アディショナルタイムにゴール前のこぼれ球をDF大石悠介が押し込み同点に追い付く。1対1となり、試合は延長戦に突入。延長に入っても山学イレブンの士気は下がらず攻勢を強める。しかし、延長後半終了間際に山学は帝三にPKを与えてしまい、これが決勝点となり試合終了。山学は最後まで前を向いて戦い続けたものの力及ばず1対2で敗れ、決勝進出はならなかった。
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