VOL2677 2018.11.11号

2018全日本大学レスリング選手権 最終日
〜山学、わずかな誤算が重なり優勝に届かず3位〜
〜藤波4連覇を飾るもチーム3位に無念さ表す〜


平成30年度「第44回内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会」の2日目最終日の熱戦が大阪・東和薬品ラクタブドームで繰り広げられた。レスリングフリースタイルの大学日本一を決める大会の出場枠は、参加大学から1階級1人として8人が出場でき、個人の成績のポイントによる大学対抗戦として争われる。山梨学院大は、今大会で2年ぶり6度目の優勝に挑んだ。5階級が行われた大会1日目に97s級アルメンタイ・バグダウレット(3年)が2年連続優勝、初出場の86s級の山田修太郎(1年)が準優勝、125s級の冨栄雅秀(3年)が5位に入賞し、1日目を大学対抗得点3位で折り返した。11日最終日は、65s級、70s級、74s級世界選手権出場の3階級が行われ巻き返しを狙った。74s級の藤波勇飛(4年)は決勝までの5試合を第1P(ピリオド)でF(フォール)とTF(テクニカルフォール)で勝利し、無敵の4連覇を果たした。70s級の乙黒圭祐(4年)も快調に飛ばし、準決勝まですべてで勝ち上がり優勝を期待されたが、決勝では勝ちを急ぐあまり逆襲にあい、準優勝に留まった。65s級の榊大夢(2年)は、世界選手権で優勝した乙黒拓斗(2年)に代わり出場した。準々決勝で敗退するも敗者復活戦を制し、3位決定戦を戦ったが敗れ5位となった。山梨学院は、僅かな誤算が重なり得点獲得に影響し、大学対抗得点で1日目の順位を挽回できずに3位となった。
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