山梨学院生涯学習センターは、9月から開講してきた「日本文化ワークショップ2018〜能の仕舞と謡を学ぶ〜」の発表会を12月1日、山梨学院メモリアルホールで実施した。この講座は、市民が能の仕舞や謡を学ぶ体験型講座で、シテ方喜多流能楽師の佐藤寛泰さんが講師となり、ガイダンスや発表会を含め全6回開講。最終回のこの日は、講座の集大成として公開の発表会が催された。受講生は普段の教室とは違い、ホールの大きな舞台とあって、一様に緊張した様子で開場ぎりぎりまで稽古に励んだ。発表会では、受講生がそろって連吟を披露したほか、受講生一人一人が仕舞を発表。発表を終えると、稽古の成果を全て出し切った清々しい表情を見せ、最後の記念撮影に収まった。さらにこの日は、番外仕舞として講師の佐藤寛泰さんが「八島」を上演。受講生は迫力ある舞台に間近で見入り、「体験」と「鑑賞」の両面から日本の古典芸能を肌で感じていた。
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