VOL2697 2018.12.22号

2018天皇杯全日本レスリング選手権 3日目
〜五輪種目決勝、藤波2連覇、OB高橋は3連覇達成〜
〜世界選手権覇者乙黒(拓)、明日の決勝で五輪に道筋〜


平成30年度「天皇杯全日本レスリング選手権大会」が23日までの4日間の日程で組まれているなか、22日3日目、盛り上がりを見せ熱戦が繰り広げられた。この日は男女合わせて8階級と前日実施5階級の決勝が行われた。2日目、山梨学院から決勝に残ったのは、74s級フリースタイル(F)の藤波勇飛(4年)と57s級フリースタイルOB高橋侑希の二人。藤波は、前日1回戦から準決勝まで3試合をすべてTF(テクニカルフォール)で圧勝、決勝に進んだ。決勝では、昨年と同じの対戦相手の保坂健(自衛隊体育学校)を難なくF(フォール)で破り2連覇を飾った。OBの高橋侑希は、若い力に苦労するも3連覇を成し遂げた。3日目のオリンピック実施種目に出場した今年の世界選手権65s級F初出場初優勝を果たした乙黒拓斗(2年)は、2戦目から出場、準々決勝、準決勝の3戦で世界選手権優勝者の実力を発揮し、明日の決勝に進出した。オリンピック非実施種目の70s級Fは、この種目世界選手権代表の乙黒圭祐(4年)が出場、優勝を狙ったが準決勝で逆転負けを喫した。3位決定戦で勝利するも悔しさを露わにした。来年の全日本選抜選手権で雪辱を果たす。

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