VOL2701 2019.1.3号

第95回箱根駅伝 復路区間
〜負のスパイラル修正できず、3年連続の予選会に〜
〜今が茨な道でも躊躇せず新しい山学のチームを〜


「第95回東京箱根間往復大学駅伝競走」復路区間が1月3日、箱根芦ノ湖から東京大手町の読売新聞本社前までの5区間109.6kmのコースで行われた。よく晴れわたった箱根芦ノ湖畔の向こうには雪を頂いた富士が顔を覗かせスタートを見守った。午前8時、前日の往路優勝した東洋大学からタイム差で次々とスタートした。今季の山梨学院大は出雲駅伝、全日本大学に出場できず、目標を箱根駅伝シード権獲得に照準を絞った。10月の箱根予選会では10位と本戦出場を手にしたが、厳しい戦いは予想された。山梨学院大は2日の往路でニャイロを欠く布陣は序盤、流れに乗れず22位と苦しい往路となった。シード権ラインの10位には10分46秒差と、復路での躍進次第ではシード権獲得に僅かな可能性は残された。出遅れた山梨学院は6区山下りの走りがポイントと箱根初出場の池田眞臣(4年)に復路の流れを託した。池田は、一つでも順位を上げようと懸命に前を追い、二人を抜いた。続く7区川口竜也(3年)、8区山田大輔(4年)、9区森山真伍(2年)10区片山優人(4年)も懸命に前を追走したがシード権争いに加われず総合成績21位でゴールした。昨年の雪辱を果たせず3大会連続のシード落ちとなった。次回は再び予選会からの挑戦になる。往路の優勝は東洋大にゆずったものの、東海大が往路2位から逆転、復路優勝の青山学院の5連覇を阻む総合初優勝を飾った。

詳しくはこちら



Copyright (C) 2017 YGUPR. All Rights Reserved.