VOL2711 2019.1.31号

第二十回酒折連歌賞 答えの片歌入賞者発表
〜大賞・文部科学大臣賞に神奈川県の主婦村岡さん〜
〜アルテア部門大賞、香川県の中1高木さんが受賞〜


酒折連歌賞実行委員会(廣瀬孝嘉実行委員長)は2月1日、第二十回酒折連歌賞一般部門の大賞(文部科学大臣賞)・山梨県知事賞・山梨県教育委員会教育賞・甲府市長賞の4句と小・中・高校生の作品を対象にしたアルテア部門の大賞(文部科学大臣賞)1句の上位5句及び受賞作100選を発表した。1998年(平成10年)の創設以来、多くの応募者に支えられてきた酒折連歌賞に、今年度の大会応募句数は45,858句と、たくさんの『答えの片歌』が寄せられた。一般部門大賞・文部科学大臣賞は、神奈川県の主婦村岡純子さん(55歳)の句が選ばれた。問いの片歌「コーヒーか紅茶かそれとも海を見にゆく?」の問いかけに、村岡さんは「三択があればよかったハムレットにも」と答えの片歌を返した。選考委員の三枝昂之さんは「生きるか、死ぬか、それが問題だ」。名言の多いハムレットのなかでもとりわけ広く知られているこのセリフに「もう一択あれば」と返す。想定外で斬新、極めて日常的な問いの片歌を人生の深淵に包んだと選評した。山梨県知事賞には、山梨県の高校1年・板山優汰さんが選ばれ、また、アルテア部門の大賞には香川県の中学1年・高木明日希さんが受賞した。上位5句の表彰式は2月10日(日)、山梨学院広報スタジオで行われる。

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