VOL2744 2019.4.27号

やまなし学研究2019古代甲斐への誘い(全7回)
〜受講生約100名古代ロマン熱く開講〜
〜末木氏「総論 古代甲斐を訪ねて」〜


山梨学院生涯学習センターは4月24日、50周年記念館で地域の特殊性と普遍性を解明してゆく「やまなし学研究2019 前期コース『古代甲斐への誘い』」(全7回)を開講した。第1回目は山梨県考古学協会会長 末木健 氏が「総論 古代甲斐を訪ねて」と題して、1.甲斐国古代の概要、2.弥生時代・大陸文化の流入、3.古墳の分布と背景について遺跡や遺物を紹介しての講義が行われた。その後で会場を埋め尽くした約100名の受講生と先史・原史・有史の時代定義などの質疑応答が熱く交わされた。主催した永井健夫生涯学習センター長は「地域を捉え直し、その特徴を理解することは、『自分』の位置を確認する作業という点で有意義な経験になったと思う」と、考古学はわずかに残されている遺跡や石器・土器の断片などから推測する学問。あと講義は各論6回、それぞれ受講生を古代甲斐のロマンへ誘う。

 

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