第72回秋季関東地区高校野球大会1回戦の山梨学院(山梨1位) 対 文星芸大付(栃木2位)が10月20日、高崎市城南野球場で行われ、山学は文星に11対6で勝ち準々決勝へ進出した。先攻の山学は1回表に一死満塁とし5番 橘田陸斗の犠飛で1対0と先制。2回表には1番 渡邉嵩馬が俊足で相手の悪送球を誘い2対0、続く2番 功刀史也の犠飛で3対0とリード。2回裏と3回裏に1点ずつ返され3対2とされた4回表、山学は7番 才津紘大が二塁打を放ち、犠打と9番 中島大介のスクイズで4対2とした。山学は4回裏には、安打と失策でなどで4対3とされた5回表、6番 外川温大の適時打で6対3。さらに6回表、一死三塁で1番 渡邉がスクイズを決め7対3。7回表には、6番 外川が適時打を放ち8対3とリードを5点とした。山学は7回裏、吉田洸二監督が先発の左腕 吉川大に「明日の試合を考えて」リリーフ右腕を送ったが8対5とされ、右腕 河瀬貴洋にスイッチしたが右犠飛され8対6と追撃される。山学は9回表、3番手右腕から一死一・二塁、5番 橘田が適時二塁打で9対6。一死二・三塁、6番 外川が初球をスクイズし2者が生還し11対6と引き離した。リリーフ右腕 河瀬が裏を抑えて試合終了。山学は相手12安打、山学は8打点、終わってみたら11対6。吉田監督の多彩な戦術と戦略。犠打にスクイズにエンドランで見る側も翻弄された試合展開で勝利し、ベスト8として準々決勝に進出を決めた。明日10時から上毛新聞敷島球場で強豪の花咲徳栄(埼玉1位)に挑む。
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