第72回秋季関東地区高校野球大会準決勝戦の山梨学院 対 桐生第一が10月26日に上毛新聞敷島球場で行われ、山学は逆転で桐生に6対5で勝ち決勝へ進出した。先発の左腕 吉川大が3回裏スクイズで先制を許した4回表に、6番外川温大が中前適時打で1対1。4回裏、内野手失策で1対2とされた6回表に6番外川が右犠飛を打ち2対2。7回裏に2対4とされた8回表、吉川が自らのバットで中越え2点適時二塁打を放ち4対4の同点。その8回裏に4対5と再びリードされた9回表二死二・三塁に、この日3安打2打点の6番外川が「次のバッターにつなぐ」と集中し、2球目の「外の膝上チェンジアップ」を叩き、内野手のグラブを弾く2点適時打で6対5と大逆転劇を演じた。その裏にリリーフ右腕 河瀬貴洋が4番からの打順に「バックを信じてストライク先行で行こう」と決めてマウンドに向かった。河瀬は先頭の4番打者を遊ゴロに、5番打者も遊ゴロに、6番打者も遊ゴロに仕留め山梨学院に勝利をもたらした。
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