第72回秋季関東地区高校野球大会決勝戦の山梨学院 対 健大高崎が10月27日に上毛新聞敷島球場で行われ、山学は健大に0対3で破れ準優勝となった。4回表、山学は先頭の2番 外川温大が安打し、3番 小吹悠人の二ゴロで一死二塁、しかし後続が倒れ好機を逸した。その4回裏、先発の左腕 吉川大が先頭に四球、安打、犠打され5番の適時打で0対1、さらに6番の内野適時打で0対2。山学は5回表、先頭の6番 才津紘大が四球、9番主将 功刀史也が安打、続く1番 渡邉嵩馬の安打で才津が本塁を突くがタッチアウトされ絶好の好機を逸した。その6回裏、吉川が4番・5番に連打、続く6番に適時打され0対3。山学は吉川が7回1/3を3失点、リリーフ右腕 河瀬が2/3を抑え反撃を待ったが、攻撃のつながりを欠き右本格派に0封され準優勝となった。吉川は「ロースコアの戦いになると思っていた。4回裏の四球が全て、悔やまれる」と肩を落とし、「春までには鍛えて、球の伸びやキレ、制球の質を高めたい」と声を絞り出した。吉田洸二監督は「相手ピッチャーに抑え込まれた」と敗戦の要因をあげた。守りは、3点でしのいだので良く頑張ったと思う」と評した。「この大会で選手たちは貴重な経験を積み一戦一戦成長した」と総括した。
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