第43回 全日本選抜ショートトラックスピードスケート選手権大会1日目が11月22日、神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで行われた。山梨学院勢の山名里奈(大学2年)が女子1,500mで渡邉碧(トヨタ自動車)を抑えて優勝。山名が現在トップの証である赤帽を着用して登場した500m準決勝でゴール前の最終のコーナーで転倒。篠原祐剛コーチは「山名はトヨタ自動車の横山世奈選手に抜かれ、後ろから来る選手に抜かれないようにインを締めようとして無理な角度からコーナーに入り転倒した」と9位となった。総合順位は1位 渡邉碧55点、2位 山名里奈34点、3位 横山世奈22点、4位 南里塔子(帝産クラブ)15点、5位 長森遥南(新神戸スピードゼミ)13点となっている。川上隆史監督は山名に「アクシデントは神様が決めること、幸運もあれば不運もある。明日の1,000mには幸運がある」と諭した。「山名は明日の1,000mで巻き返し世界の代表となる目的が達成できる」と太鼓判を押す。「他の選手も今日初日の結果を受け止めて、その与えられた課題と向き合い明日の試合を実り多い最終日にしてもらいたい」と述べた。
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