第43回 全日本選抜ショートトラックスピードスケート(ST)選手権大会2日目(最終日)が11月24日、神戸市立ポートアイランドスポーツセンターで行われた。山梨学院勢の山名里奈が、総合トップの渡邉碧(トヨタ自動車)に21点ビハインドで挑んだ1,000m決勝と3,000mスーパーファイナル。山名がアクシデントを回避する堅実な戦法で2種目ともに2位として渡邉に8点差をつけ、初の総合優勝の栄誉に輝くとともに、山梨学院へ女子初の栄冠をもたらした。山名は「今年度はインカレ、そして東日本と優勝でき、この大会で1,500で優勝し、その上に総合優勝できて本当に嬉しい」と喜びを噛み締め、「ISU四大陸ST選手権大会派遣選手に選ばれて海外大会初、自分のできることを一つ一つして、海外で吸収したことをチームに還元できるようにしたい」と謙虚に述べた。山梨学院勢の12月開催の全日本ST選手権出場権利取得選手は女子が総合優勝 山名里奈、9位 田中冴実、19位 中野あやめ。男子が23位 塩川和音、27位 伊藤隼人の計5人の選手となった。
詳しくはこちら
|