ISU(国際スケート連盟)ジュニアワールドカップスピードスケート第2戦が11月23日・24日、オランダのエンスヘーデで行われた。山梨学院大学の熊谷萌(1年)は個人種目の女子500mで銀メダルに輝き、女子1,000mで4位となった。熊谷は団体種目のチームスプリントでは吉田雪乃(盛岡工業高2年)・長崎叶和子(富士急行)と組み銀メダルを獲得した。先の11月16日・17日、ノルウェーのビュグンで行われた第1戦では、熊谷は個人種目の女子500mで銅メダル、1,000mで5位となった。団体種目のチームスプリントでは吉田雪乃(盛岡工業高2年)・長崎叶和子(富士急行)と組み銀メダルを獲得した。熊谷は、この大会で銀メダル3個と銅メダル1個を手中に収めた。熊谷は「絶対に金を取りたいので、後半戦にも選ばれて取りに行こう」と目を輝かせた。日本代表ジュニア強化コーチとして参戦した伊藤潤二コーチは「熊谷は500mが得意でスタートからの100mの加速力がジュニアの世界トップクラスに勝る優秀な選手」と認める。ただ「ジュニアで優勝するには、1,000mのラスト1周のスピードの持続力が不可欠」。クリア出来れば「500mのラップタイムも出て優勝できる」と断言した。
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