VOL2866 2019.12.14号

山梨学院日本文化ワークショップ2019
〜能の仕舞と謡を学ぶ(その2)発表会〜
〜日本文化を知識だけではなく演技体験〜


山梨学院生涯学習センターは12月14日、山梨学院メモリアルホールで山梨学院日本文化ワークショップ2019 能の仕舞と謡を学ぶ(その2)の受講生10人による曽我物語『小袖曽我』の発表会を行った。受講生たちは「曽我兄弟が父の仇討を決意し、母への最後の暇乞いに行く。勘当の身であった弟のために兄が才覚し、母は涙ながらに勘当を解いて小袖を与える。その小袖を着て門出の祝いに舞う」という四番目物を、連吟と仕舞で演じた。永井健夫センター長は「グローバル化だからこそ日本文化をよく知ることが大切。日本文化を知識だけではなく演技体験する中でより深く知ってもらおうと昨年に続き企画した」。喜多流能楽師の佐藤寛泰講師は「能の講座を通して、身のこなしの『所作』や『姿勢』だったりとかが、受講前よりは見違えるように上達した。また、講座を通じて日本文化『能』を理解していただけたと思う」とこの上なく誉めた。受講生は発表会終了後に舞台で喜多流能楽師の佐藤寛泰講師と独吟の佐藤陽氏を囲んで記念撮影を行った。
 

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