VOL2872 2019.12.22号

天皇杯 全日本レスリング選手権大会4日目(最終日)
〜65s級乙黒拓斗優勝でオリンピック確定する〜
〜遠回りしたがいろいろ経験でき勉強になった〜


令和元年天皇杯 全日本レスリング選手権大会兼Road to Tokyo2020日本代表選考会4日目(最終日)が12月22日、東京・駒沢体育館で行われた。山学は65s級乙黒拓斗(3年)が中村倫也(博報堂DYスポーツ)と決勝戦を行い第1ピリオド10対0とテクニカルフォールで勝ちで2年連続2回目の優勝の栄冠に輝いた。乙黒が第1ピリオド1対0の残り44秒、中村をテイクダウンさせて3対0。すぐさま左右にローリングし7対0。コーションを奪い8対0。パーテレポジションからローリングでテクニカルフォール勝ちを収め、2年連続2回目の優勝の栄冠に輝くと共に東京オリンピック出場を確定させた。乙黒は「相手の中村選手は凄い強いので緊張していた。試合ではいつも通りの自分のレスリングができて良かった」。世界大会の敗戦は「遠回りしたがいろいろ経験でき勉強になった。勝っていたらオリンピックで負けていた。日本代表として金メダルを獲れるようにメンタル面・テクニック面の練習に励みたい」と述べた。乙黒が試合前のセレモニーで天皇杯を返還、今大会ではフリースタイルの優秀選手に選ばれた。

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