第43回日本ジュニアスピードスケート選手権大会1日目が1月11日、長野県の軽井沢風越公園スケートリンクで行われた。山梨学院大1年の熊谷萌が女子500mで39秒36のリンクレコード(RR)を樹立すると共に2連覇3回目の優勝を達成した。熊谷は33組みで富士急行の長賦据a子と同走。インスタートの熊谷は「スタートの構えにミスがあった」と100mを先行するもラップ10秒81と遅い。「途中から氷を確り捉えられた」と残りのラップを28秒55で快走し、39秒36でゴール。その結果、同走で2位となった長浮1秒61離すRRをマークした。熊谷は高崎健大の浅野実久の39秒55のRR記録を2年ぶりに0秒19更新したが「自己新と大会新記録も狙っていたが」と笑顔が消えた。「明日の1,000mでは自己ベストと優勝できるように頑張りたい」と表情を引き締め決意を述べた。伊藤潤二コーチは「スタートから約5mはバタバタし100mはタイムロスしたが、その後に盛り返しRRで優勝した」と目を細めた。川上隆史監督は「1月5日から7日までのインカレで疲労が残る中でRRで優勝した。大いに評価したい」と絶賛した。
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