VOL2878 2020.1.13号

第43回日本ジュニアスピードスケート選手権大会2日目
〜熊谷萌 女子千M初優勝と五百Mで2冠達成〜
〜世界大会で自分がお手本となれるレースを〜


第43回日本ジュニアスピードスケート選手権大会2日目が1月12日、長野県の軽井沢風越公園スケートリンクで行われた。山梨学院大1年の熊谷萌が女子1,000mで1分21秒29で悲願の初優勝。昨日の女子リンクレコード500m2連覇3回目優勝と合わせてスプリント2冠を達成した。熊谷は42組みで女子1,000mのディフェンディングチャンピオンの富士急行 長賦据a子と同走。アウターレーンの熊谷は「氷が良かった」と200mを18秒53で通過。600mを48秒28で通過し、残りのラップを33秒01と熱走。長浮フ0秒17前の1分21秒29でゴール。伊藤潤二コーチは「熊谷はアウトスタートで、最後インコースから追われるという展開になるので『熊谷の持ち味のスタートダッシュの加速からスピードに乗り、最後まで持続させて勝ち切ろう』というレースプランで、熊谷は確り勝ち切ったので価値ある勝利」と称えた。川上隆史監督は「熊谷は500m(RR)と1,000mの2種目で優勝しているので順当にいけば、明日の選考会で世界ジュニア選手権大会とISU(国際スケート連盟)ジュニアワールドカップ競技会最終戦の派遣選手となる公算は大きい」と深く頷いた。

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