山梨学院大学『地域課題総合研究』の授業(担当今井久教授)では1月17日、広報スタジオにおいて笛吹市観光担当副主幹の竜沢真弓氏らを招き、『石和温泉街の活性化』のプレゼンテーションを行った。今井教授は「この授業では、自治体職員など地域に密着した職を目指す学生が、笛吹市と連携し、アクティブ・ラーニングの手法で、調査や解決策の検討などを行った」と説明。学生の3チームが『温泉手形の導入とSNSを利用した広報』『五感で女性受けする街づくり、お風呂カフェと出店(でみせ)』『“ALL”山梨で立ち向かう』などの提言を行った。総評で竜沢真弓氏は「学生は我々が課題と考えている石和の現状をよく捉え提言していた。特に『“ALL”山梨で立ち向かう〜石和温泉の活性化〜』はよくまとめ上げていた。これらを、どう反映させるか課題をもらった」と大きく頷いた。学生の溝口恭平君(3年)は「就職は自治体職員を目指しているので貴重な体験ができた」と声を弾ませた。今井教授は「授業で地域の直面している具体的な課題に本気で取り組むことは、学生たちの未来を拓く確かな扉となる」と述べた。
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