言の葉連ねて歌遊びの酒折連歌賞実行委員会 (廣瀬孝嘉実行委員長)は2月15日、山梨学院大学で第二十一回酒折連歌賞表彰式を行った。古屋忠彦酒折連歌代表から、一般部門応募42,029作品の頂点に立つ大賞となった文部科学大臣賞の河侮オ海さん(18歳)及び中学生から高校生対象の応募28,730作品のアルテア部門大賞となった文部科学大臣賞のアルテア部門大賞の花輪美月さん(13歳)に、大賞の賞状と文部科学大臣賞の賞状と文部科学大臣杯が授与されるとともに、後援団体の代表から各賞が授与された。また、山梨県知事賞の関智弘さん(42歳)、山梨県教育委員会教育長賞の藤中希叶さん(14歳)、甲府市長賞に村尾恒美さん(86歳)には賞状と盾が授与された。三枝昂之選考委員長は「大賞は、『まっていろ』このテンポの良さがとても見事だった。また、メロスではなくてセリヌンティウスが返ってきた。酒折連歌には、こちらが想定している答えの片歌を裏切ってくる楽しさがある」と講評した。受賞者は受賞のことばを述べ記念撮影を行った。その後、辻村深月選考委員と連歌発祥の地・酒折宮を散策し、思い思いに悠久の風を肌で感じ宮を後にした。
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