VOL2935 2020.10.5号

第104回日本陸上競技選手権大会800m男子決勝
~初優勝日本一に輝く800m瀬戸口大地~
~世界陸上やオリンピックを目指したい~


山梨学院大学陸上競技部中長距離 瀬戸口大地(4年 開新高)は10月3日、新潟市・デンカビッグスワンスタジアムで第104回日本陸上競技選手権大会第3日目の800m男子決勝に出場し、終始トップを守り初優勝し日本一に輝いた。瀬戸口は第2日目800m予選で2組で1分48秒02の走りで1位通過し決勝に進出。スタートラインには日本記録保持者の川元奨(スズキ)、ゴールデンGP陸上・インカレ覇者の松本純弥(法政大)、ゴールデンGP陸上2位 金子魅玖人(中央大)らの強豪がひしめく。インカレ2位(大会新記録)の瀬戸口は7レーンから号砲とともに一斉スタート。瀬戸口は「先頭で引っ張ってレースをつくろう」と先頭に躍り出た。追随する川元(スズキ)、金子(中央大)らに一度も先頭を譲らず、さらに最終コーナーでスピードを上げ後続を振り切りゴール手前で勝利を確信して右腕の拳を振り上げトップでゴールした。瀬戸口は「プラン通りの完璧な自分のレースができたので素直に嬉しい」と声が弾んだ。「全日本インカレで記録も更新しており、上り調子で狙えない位置ではなかったのでしっかり狙った結果です。タイムは別として自分なりの良いレースができた」と頷いた。「上田誠仁監督はもちろん、これまでサポートや応援してくださった方々に感謝したい」と気持ちを込め、「初の日本タイトルを取ったので、来年以降も優勝を狙って、その先の世界陸上やオリンピックを目指したい」と抱負を述べた。

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