VOL2950 2020.10.25号

関東大学女子バスケットボール1部リーグ最終戦
~初参戦“常勝常笑”軍団。有終の美飾れず~
~手応えを自信に変えて来季に上位を目指す~


「第70回記念関東大学女子バスケットボール1部リーグ戦」最終戦が10月24日、エスフォルタアリーナ八王子を会場に行われた。山梨学院大バスケットボール部女子“常勝常笑”軍団は、昨年1部リーグ入替戦で5度目となる挑戦で創部12年目に初の1部昇格を果たし大会に臨んだ。8校から構成された1部リーグ戦は、9月21日に開幕。初参戦した山学大女子は、初戦を昨年度優勝チームの東京医療保健大学との対戦を皮切りにこれまでに1部常連校との対戦で2勝4敗と1部の壁に苦戦を強いられるも熱戦を演じてきた。迎えた最終戦。同じく1部昇格組で同率の日本体育大と5位を懸け対戦した。試合は前半第1P(ピリオド)開始早々、山学大ポイントゲッターの橋口樹(3年)が得点するとスターティング5の連携が噛み合い優勢にゲームを進めるも、日体大も徐々に機動力を発揮し流れを掴み、互いに点の取り合いとなった。日体大1点リードの第2Pでは、山学大北越春香(3年)のドライブシュートなどで一時7点をリードするが、日体大の速い攻撃による得点力と堅守で山学大は攻めあぐねた。ミスも重なり6点のリードを許し終了。後半サイドが変わり第3Pに入ると、日体大は5連続得点を決めるなど一挙に差を広げた。それでも山学大は、最終第4Pに、大澤来彩主将(4年)、橋口を起点に浅野瑛菜(3年)の身体を張ったドライブシュート、坂口日奈子(3年)の3P(ポイント)シュートで反撃を試みるが及ばず69-77で敗退。有終の美は飾れなかった。それでも1部昇格の初年度に6位に着けた若いチームは、手応えを自信に変え来季に上位を目指す。山学大の次の大会は12月に開催される全日本大学バスケットボール選手権(インカレ)に3年連続で出場する。

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