2020年内閣総理大臣杯全日本大学レスリング選手権大会最終日が11月8日、大阪・東和薬品RACTABドームでフリースタイル3階級が行われた。山梨学院大は86kg級 山田修太郎、97kg級 大津拓馬、125kg級 バグダウレット・アルメンタイが出場。97kg級 大津拓馬と125kg級 アルメンタイが優勝。山学大は大津拓馬が決勝で日大の吉田ケイワンを8対6の判定で勝ち初優勝。アルメンタイが決勝で日体大 アビッド・ハルーンを10対0 テクニカルフォールで破り4年連続の優勝を果たした。優勝候補に挙げられていた山田修太郎は3位決定戦で敗れ5位と予想外の展開。大学対抗得点は山梨学院が1位 日体大71点、2位 拓大46点に次ぐ39.5点で3位となった。97kg級 大津拓馬は「決勝は0対5と先行されて『もう無理かな』と思ったが、片足タックルで持ち上げて立ったままで投げ、続けてローリングして逆転した。今年はグレコと二冠となった」と声が弾んだ。130kg級アルメンタイは「4年間でフリー4回とグレコ3回優勝ができた。今日が大学最後の戦いだったので、今日の優勝が一番嬉しい。very happy 」と満面の笑み。両選手は賞状と金メダルを持ち優勝をともに喜んだ。小幡邦彦監督は「61kg級 榊流斗と65Kg級 乙黒拓斗が12月セルビアで行われる予定の世界選手権(現在中止)に登録で欠場したが、昨年は乙黒抜きで優勝できたので理由にならない。ただ、初日に引き離されすぎた。選手層を厚くしたい」と結んだ。
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