第40回全日本学生スピードスケート選手権大会が11月28日、群馬県総合スポーツセンター伊香保リンクでスプリント選手権と総合(オールランド)選手権の1日目が行われ、山梨学院大学の藤森優衣(3年 東海大諏訪)はスプリント1,000mで1分20秒53と滑走し初優勝を果たした。藤森は14番目に藤井咲名(日本体育大学)と同走。インレーンスタートの藤森は「200mの入りがいつもは19秒後半が18秒9」と好走、「600m通過のラップ29秒7」と快走し相手選手の前に出る。「残りをプラス2秒以内に抑える」と力走し、1分20秒53でフィニッシュラインを通過した。藤森は「優勝のことは考えていなかった」と無欲の勝利。伊藤潤二監督は「藤森は中距離選手で1,000mと1,500mで戦っている選手。今日1,000mで今季自己ベストを出し優勝した。藤森はもともと力のある選手。大学では勝ちに恵まれなかったが、日頃ストイックに練習をつんでいる。この優勝を契機に明日も1,000mで力を発揮してもらい、今シーズン、そして来シーズンへと自信を持って羽ばたいてほしい」とエールを送り、「山梨学院勢はこの大会でスプリント選手もオールランド選手も自己ベストを更新する頑張りを見せている。明日も楽しみ」と大きく頷いた。明日2日目、スプリント選手権の種目は女子500m・1,000m、男子500m・1,000m。総合選手権の種目は女子1,500m、5,000m、男子1,500m・10,000mが行われる。
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