第29回全日本大学女子サッカー選手権が兵庫県三木市・三木総合防災公園内各会場で12月24日に開幕。初出場で関東第5代表の山梨学院大は26日の2回戦で東海第2代表の静岡産業大と第2陸上競技場で対戦した。試合は前半序盤から山学の硬さがプレーに表れ、静産大のポゼッションサッカーに試合の主導権を握られる。山学はGK大城聖奈やCB岩下胡桃を中心に攻撃を防いでいたが、前半21分、自陣中盤でボールを奪われ、山学DF陣のカバーが間に合わず、静産大が先制。1点ビハインドで迎えた後半、立ち上がりは山学がボールを繋ぎ攻勢を強めたが、静産大に一瞬の隙をつかれ、ショートカウンターから2点目を献上。反撃に出たい山学は、ゴール前までボールを運ぶものの、決定機に欠き得点を奪うことができない。山学はシステム変更やパワープレイで攻撃に変化を与えるが、最後まで相手ゴールをこじ開けることができず試合終了。インカレ初陣となった山学は、自分たちのプレーが満足に出せず、2回戦敗退となった。
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