VOL2991 2021.1.3号

第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(往路)
~ポール4区2位に34秒差の区間賞 チーム18位~
~復路9区10区は磐石 シード権チャンスはある~


正月恒例の第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(往路)は1月2日、東京・大手町読売新聞社前から神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場入口までの5区間107.5kmで、大学20チームとオープン参加の関東学生連合チームの21チームが参加して行われた。2年ぶり34回目出場の山梨学院大は4区のポール オニエゴ(3年 モゴンガ)が1時間02分15秒で2位に34秒差をつける区間1位で区間賞に輝いた。チームは5時間38分38秒の走りで18位とした。山学大はレースの流れをつくる1区 新本駿(1年 報徳学園)が区間20位・チーム20位と出遅れる。エースが集まる花の2区主将 森山真伍(4年 樹徳)が区間18位でチーム19位と順位を上げる。前半の長い下り坂の3区 島津裕太(1年 九里学園)が区間16位でチーム19位と前を追い上げる。小刻みなアップダウンが続く4区は瀬戸祐希(4年 興國)と入れ替わったポールが快走し区間1位(区間賞)でチーム19位として、18位の中央大学と同タイムで前を詰める。往路最終区、箱根難所の山上り5区 星野一平(2年 東農大二)が区間15位でチーム18位の力走でゴールした。往路優勝は創価大学が5時間28分08秒で初優勝。4区 区間賞を獲得したポールが「4区ナンバーワン、チームのために頑張った。すごく嬉しい」と淡々。飯島理彰監督が「ポールは最初からトップスピードで走り、二宮を過ぎてからの強い向かい風にも負けずに良く走り抜いた」と称え、明日のチームの復路について「何が起こるか分からない。シード権を諦めずに一つ一つ着実に順位を上げていく。9区・10区は磐石なのでチャンスはある」と述べた。山学大は午前8時10分に一斉スタートする。

 

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