正月恒例の第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(復路)は1月3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場入口から東京・大手町読売新聞社前までの5区間109.6kmで、大学20チームとオープン参加の関東学生連合チームの21チームが参加して行われた。2年ぶり34回目出場の山梨学院大は復路 20位5時間38分58秒(往路18位5時間38分38秒)として、総合 19位11時間17分36秒とした。復路スタートは8時00分に1位の創価大から往路着順タイム差でスタート。山学大は6区で矢島洸一(3年 山梨学院)と入れ替わった日影優哉(4年 富山商業)が中央大などの4チームで一斉スタート。一気の山下り6区を日影が区間10位チーム18位と前を詰める。後半アップダウンが続く7区を木山達哉(2年 尽誠学園)が区間19位チーム19位と順位を下げる。遊行寺の上り坂の8区を篠原楓(2年 新居浜東)が区間20位チーム19位とやや離れる。起伏の多い長丁場の9区を遠藤悠紀(4年 報徳学園)が区間18位チーム19位と力走もたすきリレーできず。復路最終区、銀座から日本橋を走る10区を渡邊晶紀(3年 藤枝明誠)が繰り上げスタートし区間18位でチーム19位の力走でゴールした。復路優勝は青山学院大。総合優勝は駒澤大。飯島理彰監督が「6区の日影はラスト3kmで体が浮いていた。それがなければ58分台をマークしたと期待を抱かせる素晴らしい走りだった」と褒めた。そのほかの区間は「フォームは姿勢も良く綺麗、それに軸がぶれない。しかし走るペースやリズムが遅い」と頷き。「1人で走り抜くパワーや気力などを培うための個人走が足りないことを実感した。チーム強化して再び箱根にチャレンジしたい」と誓った。
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