4月7日に開幕した令和3年度「関甲新学生野球春季1部リーグ戦」。山梨学院大は4月18日、第3節1戦目を栃木県小山市・白鷗大学野球場で作新学院大と対戦した。昨年は新型コロナウイルス対策により春季リーグは中止になり、秋季リーグのみの大会開催になった。優勝候補の一角と見られていた山梨学院大は、大会運営の変更により微妙な差で上位チームに残れず総合順位5位に甘んじた。今回は1部リーグ8大学による2回戦総当たり。勝率で順位を決定する。雪辱を晴らすべく新たな気持ちで春季リーグ戦に臨んだ山梨学院はこれまで第1節新潟医療福祉大学を相手に1勝1敗。第2節白鷗大学に2敗し1勝3敗となった。想定外の3敗を喫したがすべて1点差での惜敗。上位進出に後がなくなった中、チームが奮起した。試合は、先攻の山学大が1回に先制。2回にも3番島村功記が走者一掃の適時二塁打を放ち5-0と序盤で主導権を握った。先発した岩佐嵐投手は、本塁打を被弾するなど3点を失ったが持ち前のコントロールを主体にした粘投で味方打線の奮起を待った。8回に再び打線が繋がり3点を加え作新学院を抑えた。これで2勝3敗。明日の2戦目を確かなものし、第4節宿敵上武大との対戦に雌雄を決する。
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