VOL3014 2021.4.19号

関甲新学生野球春季1部リーグ第3節2戦目
~山学大、作新大に2連勝で優勝争いに望み~
~出足の出遅れを払拭。次節への進撃が始まる~


令和3年度「関甲新学生野球春季1部リーグ戦」第3節2戦目。1戦目の順延を受けて4月19日、山梨学院大は2戦目を栃木県小山市白鷗大学野球場で作新学院大と対戦した。第1節、2戦目を終えて1勝3敗と敗戦すべてが1点差で敗れ、決定打に欠け競い負けした。昨日行われた1戦目でようやく打線が目覚め、9―3で快勝。投げては勝ちに恵まれなかった岩佐嵐投手(4年 徳島商高)がこの試合でも好投し初勝利を挙げた。山梨学院は2戦連勝しなければ上位争いに絡めない崖っぷちに立たされ試合に臨んだ。試合は午前10時に始まった。山梨学院は後攻め。先発は第2節2戦目、白鷗大との対戦で延長12回を投げ切り負けを記録したものの、大きく成長した姿を見せつけた中込陽翔(2年 山梨学院高)がマウンドに上がった。1回・2回表を無難に切り抜けたその裏、山梨学院の攻撃は2安打と四球で一死満塁の場面で8番小谷田崇志(4年 帝京第三高)の先制安打と犠飛で2点。続く長尾康太郎主将(4年 千葉英和高)の2点右中間適時二塁打で打線が繋がり4点を奪い試合の主導権を握った。打線はその後も得点機を作るも、要所で相手投手を崩せず、ゼロが並んだ。一方の作新学院大は、3回表に山学の守りのミスで2点。6回にも1点を加えて4-3と追いすがったが、中込投手はピンチにも落ち着いて対処。9回表にも走者を出したものの、しっかり後続を断って試合を締めた。次節の第4節に強豪上武大との対戦の結果が優勝争いに加われるか如何の試金石となる。

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