「第103回全国高校野球選手権山梨大会」準々決勝2試合が18日、山日YBS球場で行われた。大会はこの日の準々決勝から有観客で行われ、両チームの応援の生徒と教職員、保護者、その他の一般客が梅雨明けのスタンドに集まった。試合は先攻の山梨学院打線と対する甲府工業の好投手との対戦で始まった。1回表、二つの四死球で無死二塁一塁から3番岩田悠聖(2年)が中前敵時打と犠飛で2点を先制。その裏、甲府工業も先発中川泰雅(3年)から先頭打者の二塁打と山学の守備ミスで1点を返した。2回表には7番池田寿優(3年)の先頭打者二塁打をきっかけに二死三塁から1番相澤秀光(2年)の1点適時打、2番鈴木斗偉(2年)の2点本塁打で3点を挙げた。3回表にも継投した投手から3点を追加、8-1と大量リード。その裏、甲府工業も2点本塁打で5点差に縮める。その後は一進一退が続くと6回表、山学は、先頭打者鈴木の安打と犠打で一死二塁から4番高橋海翔(1年)が適時打を放ち1点を追加した。甲府工業は7回裏途中、3番手で継投した山学のエース榎谷礼央(2年)からこの日2本目の2点本塁打で4点差に迫るも後が続かず9-5で山梨学院が勝利し、3季ぶりにベスト8を突破。準決勝は21日同球場で富士学苑高と対戦する。
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