8月12日、三重県四日市テニスセンターで開幕した学生テニス大会最高峰の2021年度「全日本学生選手権(インカレ)男子89回、女子65回」の女子シングルス本選が17日、秋雨前線停滞による荒天の影響により予定より1日遅れで実施された。山梨学院大テニス部からは本選に予選から勝ち上がった渡辺寧々(2年)の他、本選からの出場の鈴木沙也伽(4年)と千原菜歩(3年)、原田真実子(3年)が1回戦を戦った。最初に戦った千原は昨日行われたダブルス予選2回戦に本選を目指すも、惜敗。リベンジを果たすべくコートに立った。第1セット7-5と粘り勝ちを収めると第2セットは6-2と快勝。セットカウント2-0で2回戦に駒を進めた。続いて初のインカレのコートに立った原田は、6-0で第1セットを取るも第2セットは5-7で接戦を落とした。10ポイント先取の第3セットでは立て直し10-2でセットを奪い2-1で2回戦に進出した。最後に登場した鈴木は昨年、1回戦敗退という苦杯をなめる中、ジュニア時代から争った相手と対戦。第1セット6-2と先制するも第2セットはゲームの奪い合いからタイブレークの末、鈴木が粘り勝ちを収め、インカレ初勝利を挙げた。渡辺は第1セット、先行するも追い上げられ6-7で落とすと第2セットも3-6で敗れ1回戦で涙を飲んだ。2回戦に進んだ3人は18日2回戦に臨む。
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