三重県四日市テニスセンターで熱戦が繰り広げられている「全日本学生テニス選手権(インカレ)」女子シングルス本選2回戦が18日行われた。山梨学院大テニス部からは鈴木沙也伽(4年)と千原菜歩(3年)、原田真実子(3年)が前日の1回戦を突破しシード選手と対戦する2回戦に進んだ。荒天の影響によりスケジュール調整に苦慮する中、3人のうち最後に予定されていた鈴木選手の試合は19日が、さらに20日に順延になった。千原、原田の両選手の試合は僅かな晴れ間に千原はセンターコートで原田は隣のコートでほぼ同時に始まった。千原は得意なフォアハンドで対戦相手の亜細亜大選手と互いに打ち合うも、相手の確実なショットに打ち負け0-2で敗退した。隣のコートの原田は大きなモーションから繰り出すフォアと粘りのバックハンドスライスを武器にするプレースタイルを貫くも、筑波大の相手に攻撃パターンを攻略され第1セットは接戦を演じたが0-2で3回戦に進めなかった。2日遅れとなった鈴木の2回戦は正午丁度に開始された。鈴木は立ち上がりからシャープな動きでサーブ、ラリー、ショットともに好調で鹿屋体大の選手に6-1,6-0と快勝し3回戦に進んだ。20日の3回戦は、法大の選手に2セットとも先行を許し、追いつく場面もあったが、深いボールを的確に打つ相手を攻めきれず0-2敗れ山学シングルス選手は姿を消した。明日は女子ダブルスシードの山梨学院ペア2組が2回戦より登場する。
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